生まれ変わったKYOMACHIYA-SUITE RIKYU
NATSUKI NISHIZAWA
どうも、女将の奈月です。
気付けば紅葉シーズンも終わり、冬本番ですね。毎日寒いです。
前々回の投稿でRIKYUがパワーアップする、というお話を書きましたが
実はそれも、もう完了しています。
約1カ月の工事期間を経て、11月に満を持してリニューアルオープンしました！
そこからありがたいことにたくさんのお客様にご宿泊いただきながら
次の事業の準備も同時進行…ふと気が付いたら冬になっていました。
というわけで、遅ればせながら！
”生まれ変わったKYOMACHIYA-SUITE RIKYU”をちらっとご紹介タイムです。
ビフォーアフター形式でお送りします。
まずはコレ！どどん
①【憧れの、半露天風呂】
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５年半の時を経て、木材がかなり黒くなったのが分かりますよね・・・
「改装するならまずここからやろ」と、相談するまでもなく第一候補にあがりました。
窓も小さかったんですよね。京町家の特性上、浴室を広く増築することもできませんし。
どうにか工夫をして、開放感を感じられる空間にならないもんか…
お客様にもっと気持ちよく入っていただけるお風呂にしたい…！そんな想いで完成したのがこちら☟
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まず注目していただきたいのは、窓の大きさ！
浴槽の淵を囲んでいた木材を外し、窓は出窓のように斜めに突き出しています。
実際には広さは変わっていないのに、「広くなってるー！！」と錯覚するほど。
今の寒い時期にこそ、窓を全開にして冷たい夜風を感じながら浸かるお風呂は最高です。
これはまさしく「半露天風呂」！
実際に私も入浴しました。めちゃくちゃ気持ちいいです。窓全開でも寒くないです。
これは写真で見るより実際に浴槽に浸かっていただかないと…伝わり切らないのが悔しい！
それではつづきまして。
②【足元ポカポカ、床暖房】
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冬の京都は寒い。ほんで町家は余計に寒い。
そんなイメージがあるかと思います。
RIKYUもほんまに寒かったんです、このダイニングルーム、洗面所、お風呂、トイレ。
そこに全部、入れました。…床暖房！！
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ついでにタイルも変わってますね。お気に入りです。
これで京町家の冬の敵、「底冷え」がもう怖くなくなりました。
じんわりと足元から感じるポカポカが心地いいです。
朝晩冷え込む日々ですが、安心してお過ごしいただける町家になりました！
最後はこれからの時代にピッタリの…
③【ワーケーションできちゃう、ワークデスク】
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この画像は載せるべきではないものですけどね。
最後まで載せるかどうか悩みましたけど、もうさらけ出しときます。
和室の壁沿いに、ただただタンスと空気清浄機が置かれていたスペースです。
なんっのこだわりもなく…
正直、今まではここだけ写真に写らないようにスルーしてました。
ここの空間をなんとか上手く使いたい…機能的かつスタイリッシュにならないもんか、と。
その開業以来の悩みをスパッ！と解決してくれたのが、こちらなんです。
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最高のワークデスクができました！
足元は掘りごたつ、こちらもポカポカ床暖房入れてます。
今までタンスの引き出し内に隠れていた本を置ける本棚も。
ここでパソコンするもよし、本を読むもよし、お子さまたちが秘密基地にしてもよし。
ただの空き場所だったスペースが、立派な居場所へと変身してくれました。
掘りごたつになっていないデスク下の畳部分にはスーツケースやお荷物を収納していただくにも便利。
いやぁこれは正直…使い勝手めちゃくちゃいいです。
こんな感じで、KYOMACHIYA-SUITE RIKYU 開業後はじめてのリニューアルが完了いたしました！
旅行会社で働きながら、いろんな宿泊施設に泊まったり見学させてもらったりした４年。
独立して自分たちで一棟貸しの宿泊施設を運営しながらも、
引き続きホテルや旅館を勉強させてもらい５年半。
間の準備期間１年間を含んだこれまでの１０年間ずっと宿泊施設と観光に向き合ってきて、
ようやくKYOMACHIYA-SUITE RIKYUが完成した！と言っても過言ではありません。
京都、東山祇園のど真ん中にあるこの小さな京町家の中に、
私たちの思う”京都”がめいっぱい詰まっています。
伝統と新しさの両面を感じていただける京町家になっています。
ぜひ皆さん、新生 KYOMACHOYA-SUITE RIKYU へ！
京都を五感で楽しんでみてください✌